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「はじめから国宝、なんてないのだ。感性をひらいて日本美術を鑑賞する」
つづく
国宝と言って、なにを思いますか?
私は、国宝とあるから「国の宝」だと、思いました。
しかし、日本美術のデジタル復元に長年活動をしており、書者である小林さんが言うのは「はじめから国宝、なんてないのだ」
・今は国宝になっている美術作品も、はじめは国宝ではなかった
・国宝はありがたいという考え方は、昔はなかった
私は、国宝とあるから「国の宝」だと、思いました。
しかし、日本美術のデジタル復元に長年活動をしており、書者である小林さんが言うのは「はじめから国宝、なんてないのだ」
・今は国宝になっている美術作品も、はじめは国宝ではなかった
・国宝はありがたいという考え方は、昔はなかった
そもそも国宝という制度は、明治時代に定められた比較的新しい決め事で、はじめはありませんでした。そして、どんな偉人にも経験不足の幼少期があったように、立派な国宝にも、味わい深くなる前の、ういういしい時代がありました。
日本美術は、制作された当時の色を、制作された当時と同じ方法(環境)で鑑賞する。観るだけではなく、実際に絵巻物、掛け軸、屏風などに作り直し、それをわいわい触りながら、楽しく鑑賞すると、ああ、これこそが日本美術なのだな、と強く感じ、確信したそうです。
今回、私は、小林さんのいう本来の鑑賞方法を体験し、その体験レポを漫画にしました。ブログでも紹介しますが、詳細は本にあるので、ぜひお手に取って読んでください!
美術館へ行くたびに思うことがある 1/3
— 新月ゆき (@Shingetsu_yuki) December 8, 2023
「私は作品を見に来たのかな?解説を読みに来たのかな?」#PR pic.twitter.com/A2AX6y8fCC
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