こんにちは。新月ゆきです。
2020年にくも膜下出血を発症し、ライブドアブログで闘病記漫画を連載しています。


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今回、厚生労働省の医政局に所属する医師の方々に医師の働き方改革普及啓発事業」のインタビューをしました。

医師の働き方改革普及啓発事業!?


漫画を読まれている皆さまには、突然のことで驚かれたと思います。お話をいただいた時、私は驚きました。普段の生活では、聞きなれない言葉です。



■医師の働き方改革普及啓発事業とは?

厚生労働省
医政局が取り組んでいる、20244月から開始される、新制度「医師の働き方改革」です。
<課題>
私たち日本の医療は、医師の長時間労働により支えられています。今後、医療ニーズの変化や医療の高度化、少子化に伴う医療関係者の減少が進む中、医師の負担がさらに増加することが予想されます。
<目指す未来>
医師の労働環境と労働時間の見直しをすることで、私たち患者と患者関係者は安心して診察を受け、スムーズに治療を受けることができます。

新制度の詳細な内容は、こちらをご参照ください。


 
■医師に思うこと

私が退院した後、家族から聞いた話です。

私がくも膜下出血で倒れ緊急手術が必要になった時、深夜や早朝にも関わらず、私の主治医は家族との電話対応をしてくださいました。おそらく、当直(深夜勤務)だったのかもしれません。だけど、家族からその話を聞いた時、勤務時間の長さや、何度も電話対応をする医師の幅広い業務内容に驚きました。

 

その後、くも膜下出血の緊急手術を終えた当日深夜に、私は目覚めました。その翌日、初めて主治医の先生にお会いした時、先生に寝癖があったのが印象的でした。それ以降、先生には寝癖がありません。普段の身だしなみは、きちんとされている人なのだろうと思います。だから、私はこう思ってしまうんです。


負担をかけてしまったのではないですか?

当時、長時間労働をされたのではないですか?
患者に多くの時間を費やしているようだけど、先生ご自身はどうされているんですか?

 

私は医師ではありません。しかし、いち労働者として長時間労働の負担を少しは知っています。「医師の働き方改革」により、医師がより良い労働環境と、安定した健康維持が確保されるようでしたら、私は協力をしたいと思っています。

 

とはいえ、具体的にどんな協力ができるのでしょうか?
インタビューでは、私たちが協力できる具体的な内容について伺ってきました。

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インタビューの詳細な内容は、ライブドアニュースに掲載されています。



■ご家族の協力が必要です

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「ご家族の協力が必要です」

インタビューで、最も心に残った言葉です。

家族の協力は必要です。より高度な医療を提供するために、病院側も患者の家族の協力を必要としていると、真剣な眼差しでお話をされました。驚きました。初めて知りました。患者本人が家族の協力を必要とするのは、当然です。だけど、病院側もそう思っていることを、今まで考えたことがなかったからです。言われてみればそうですよね…。

 

協力といっても、何をすればいいのでしょうか?

具体的に、どのような協力が必要なのでしょうか?


具体的な協力内容を確認すると
日中に、医師から診察結果を患者と共に聞く

簡単です。

簡単なようだけど、ご家庭によっては難しいのも現状なのかもしれません。
なぜなら、日中に、私たちも労働をしているからです。

今回、「日中に、医師から診察結果を患者と共に聞く」利点を聞いてきました。
各々のご家庭により背景と事情もあるとは思いますが、患者と家族の利点を読んでみてください。

「日中に、医師から診察結果を患者と共に聞く」患者と家族の利点

・患者と患者家族は、寄り添った医療ケアを受けることができる
医師が診察結果を説明する際、一緒に担当看護師もいます。担当看護師は、患者と家族の表情を観察しています。診察結果をどう受け取ったのか読み取り、寄り添った医療ケアを提供できるよう、努めているそうです。
夕方以降は、看護師は2名体制です。夜に診察結果を聞く場合、担当看護師がいない可能性が高いとのこと。

・医療費を、その日に知ることができる
患者やご家族により、医療費や保険の質問があるようです。
医師は、医療全体のことを回答することはできますが、事務のことを回答することができません。医療事務員が滞在する日中だと対応できるとのこと。

これらのお話から、私はこう受け取りました。
医師は、医療全体のことを説明することはできます。だけど、病院には看護師、医療事務員、薬剤師など各々の医療専門のスタッフがいます。医療専門スタッフが揃っている日中だと、病院が準備している医療サービスを全て受け取ることができる。

病院側は、患者に合わせてケースバイケースで対応されていると、お話もありました。
例えば、私のように緊急対応が必要だった患者の場合は、深夜・早朝に関わらず対応していただけます。

■家族に思うこと
私のくも膜下出血の初期の頃、私の家族は病院に非協力的でした。

緊急手術の必要がある当日、病院から電話連絡するものの、私の家族は電話にでませんでした。後日家族に確認したところ、知らない電話番号からの連絡だったからという理由です。病院側の機転により、なんとか家族と連絡を取っていただく事ができたので、ことなきを得たのですが…。


私たちが知らないが故に、病院が準備している医療を受け取ることができないかもしれません。
医師の働き方改革にあたり、私たちがより良い医療を受けとることができるよう、各関係者は準備を整えています。今回のインタビュー記事はこちらにあります。私の描き下ろしのイラスト、インタビューの写真もありますので、ぜひ読んでください。


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